日商簿記1級経理マンのテツオです。
先日第一子が誕生しました!
母子ともに健康で、産婦人科を退院して本格的な子育てがスタートです。
子あり世帯は資産形成に不利と言われていますが、では子あり世帯はどのように資産形成していくべきか?
資産形成の基本3原則に立ち戻って私なりに考えてみました。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 資産を増やす
収入を増やす:夫婦で協力して共働き・家事・育児
現代の最強モデルは「共働き×副業」であることは間違いないです。
共働きのメリット
例えば、我が家の年収(額面)は夫640万円、妻400万円ですが、これを私(夫)1人で達成しようと思ったら部長以上の役職に昇格することが必要です。
最短ルートでもあと15年は掛かりますし、累進課税の影響で額面が同じでも手取りは今より減ります。
出世のためにプライベートを犠牲にすることも必要でしょうし、接待などで支出も増える。
それらがあっても出世は自分の力だけでは不可能で、他人の評価や運が必要になります。
一馬力で出世だけに賭けるのはあまりにも不安定。
出世に力を入れるな、ということではありませんが、一馬力より共働きの方が圧倒的に資産形成のスピードが上がるのは間違いないです。
そして、子育て世帯が共働きをするには夫婦2人の家事・育児の協力が必要不可欠です。
妻だけに家事・育児を押し付けて共働きなんて絶対に成り立ちません。
夫も積極参加、ではなく家族の一員として当然すべきことと認識して夫も家事・育児を行うべきでしょう。
私は結婚直後から家事を半分以上行っていますし、父親として当然子育ても行います。
副業のメリット
共働きだけでなく、副業で本業と別の収入源があると更に資産形成のスピードは向上します。
私はこのブログが副業であり、趣味でもあります。
働き方改革やテレワークにより無駄な業務が切り落とされ、残業が減っている今日。
残業代で生活する、という従来のスタイルが通用しなくなっている以上、本業は定時でスパッと切り上げ、余暇を家族と副業の時間に充てるのが「今後のスタンダード」になってくるのではないでしょうか。
支出を減らす:まずは固定費から!
資産形成にあたり、支出を減らすのは必須事項と言えます。
収入は変動要素がありますが、支出を減らすのは確実です。
支出を減らした分だけ間違いなく家庭の資産は増えていきます。
固定費の削減
支出はただ闇雲に減らすのではなく、必要な所を見極めた上で、固定費→変動費の順に減らしていくと無理なく減らすことが出来ます。
保育料の削減
保育料も子育て世帯の大きな固定費の1つですが、上手く節税することで年6万円削減することが出来ます。
保険料の削減
また、子供が産まれたからと無駄な保険に入るのは不要です。
保険料も大きな固定費の1つになるからです。
公的保障は何があるか把握した上で、どうしても公的保障で賄えない部分を私的保険でカバーするのが基本的な考え方になります。
私が加入している私的保険は生命保険と収入保障保険だけです。
キャッシュレスによるポイント還元の活用
支出を減らすという観点では、現代では特にキャッシュレスによるポイント還元をフル活用したいですね。
昨年は行動を変えずに仕組みを整えるだけで年10万ポイントを得ることが出来ました。
教育費をどれだけ掛けるか問題
また、今後必要になる教育費はケチるつもりはないですが、塾や習い事などを何も考えずにさせるのではなく、子供自身がやりたがっているとか、両親が教えるのは無理だからとか、理由を考えた上でさせるようにしたいと思っています。
資産を増やす:つみたてNISAで自動運用
最後に資産を増やす(資産運用)です。
年金2,000万円不足問題に代表されるように、今後は国に老後を100%依存するのは不可能で、死ぬまで働きたくなければ投資などの自助努力が必須の時代です。
我が家は夫婦2人でつみたてNISAを行っています。
また、児童手当は子供の将来の学費のために妻のつみたてNISA枠を使って18年間運用していく予定です。
子育て世帯こそつみたてNISAをすべき理由
私は子育て世帯こそつみたてNISAを行うべきと思っています。
仕事と育児で時間のない子育て世帯は資産運用に時間を掛けられません。
なので、つみたてNISAで自動的に資産運用をする仕組みを作っておくと、仕事と育児に集中出来ます。
投資に時間を掛けずに市場平均リターンを得るインデックス投資。
それを非課税で出来るつみたてNISAこそが子育て世帯に最適な投資手法と考えます。
おわりに
本日は子あり世帯の資産形成方法を考えてみました。
王道の取り組みばかりかも知れませんが、資産形成は王道で良いのです。
変化球に走った挙句、解約金100万円を払って損切りした黒歴史から私はよく学びました。
これからも子あり世帯の王道の資産形成プロセスを発信していきます。
ありがとうございました。
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