私がインデックス投資を選択した理由

投資信託

日商簿記1級経理マンのテツオです。

本日は、数ある投資手法の中で、私がなぜインデックス投資を選択したのか、その中でもなぜ楽天VTIとスリムS&P500を選択したのか、その理由を紹介したいと思います。

 

結論から言うと、素人リーマンでも勝てる可能性が最も高い投資手法だからですが、結論だけだと100字で記事が終了してしまうので(笑)、順を追って説明します。

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なぜ株式投資なのか?

リスクとリターンのバランスが最も取れていると考えたからです。

株式投資以外にも、様々な投資(投機)手法があります。

  • FX
  • 仮想通貨
  • 不動産投資(マンション投資)
  • 太陽光投資

これらはレバレッジや借金という形で、現在の資産がゼロ、マイナスになる可能性もあり、家庭持ちにはリスクが高すぎるため、対象外。

一方、債券(国債など)や現物(金など)はリスクは低いもののリターンも多くは見込めず、目標である「家族にお金の心配をさせない位の資産形成」に届かない。

ということで、リスク(資産変動要素)をそれなりに取りつつ目標とするリターンを得るために株式投資という手法にしました。

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なぜインデックス投資なのか?

株式投資にも様々な手法があります。

投資手法と代表例

まず個別株は、成長株にせよ高配当株にせよ、ポートフォリオを自身で構築する必要があり、知識、センス、経験がモノを言う世界なので、素人リーマンである私には市場平均を上回ることは出来ないと思い、対象外。

※実際の市場価格で投資シミュレーションが出来るトレダビでは1,000万→980万円の運用結果であり、この判断は正解だと思いました。

 

続いて、投資信託の中でアクティブファンドは、信託報酬が高く、市場平均を下回る投信も少なくない(所謂ゴミ投信も多い)ので対象外。

 

残ったETF、インデックスファンド、ロボアドバイザーの中で、まず国内は日経平均の弱さ(未だにバブル期を超えられていない)と日本の少子高齢化で経済先細りの可能性が高いということから対象外。

 

海外ETF、海外インデックスファンド、ロボアドバイザーはリターンに大差ないものの、海外ETFは非課税口座が使えないこと、ロボアドバイザーは更に信託報酬が年1%掛かることから、コスト面非課税口座(つみたてNISA)を利用した海外インデックスファンドが最適であると結論付け、インデックス投資を選択しました。

※つみたてNISAの上限(年間40万円)を超える入金力がある場合は海外ETFが第一候補になると思います。

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なぜ楽天VTIとスリムS&P500なのか?

つみたてNISA対象の金融商品は164本(2019年8月7日時点)、その中でインデックス型は143本存在します。

その中で、以下の基準でスクリーニングを行い、楽天VTIとスリムS&P500に絞りました。

  • コストが低いこと
    投資家が唯一コントロール可能なものはコストです。そのため、購入・換金手数料なし、信託報酬が低い商品を選択しました。
  • 繰上償還リスクが低いこと
    投資信託のリスクの1つに繰上償還があります。そのため、資金流入、総資産額の大きい商品を選択しました。
  • 分配金なし(再投資型)であること
    複利効果を最大化するために、分配なしの再投資型を選択しました。
  • 投資先が米国であること
    投資スタンスが分かれる所ですが、私は現時点で世界最強の資本主義国家である米国の継続した経済成長に期待し、投資先が米国の商品を選択しました。

※最大の分散投資は全世界型ですが、1日で48%暴落したアルゼンチン株のように、足を引っ張る国も一定数存在します。また、かつての覇権国家である英国やスペインも、経済成長が完全に止まるということはなかったため、米国一国投資でも長期運用でマイナスリターンになる可能性は低いと考え、米国としました。

 

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つみたてNISA商品比較(8/13現在)

上記は投資先を米国とするつみたてNISA商品一覧ですが、信託報酬(表面)と総資産額の面で楽天VTIとスリムS&P500が抜けていることが分かります。(実質コストは一旦考慮外。)

 

楽天VTI・スリムS&P500比較

楽天VTI

  • メリット
    VTIという巨人の肩に乗っかる投資手法で、ファンドマネジャーの腕に左右されない投資手法である
  • デメリット
    eMAXIS Slimシリーズよりはコストが掛かる
    間接投資のため、ベンチマークよりパフォーマンスが落ちる場合がある(第1期決算は▲1.1%)

eMAXIS Slim S&P500

  • メリット
    超ローコストでS&P500に投資可能
  • デメリット
    現物運用であり、ファンドマネジャーの腕に左右される
    超ローコスト故に採算割れによる繰上償還のリスクが超低確率ながら存在する

上記の通り、この2本の商品はメリットデメリットが存在し、一長一短で、どちらにするか決定打に欠けました。そのため、両方を購入にすることに決めました。

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終わりに

以上が、私が数ある投資手法の中で、インデックス投資、その中でも楽天VTIとスリムS&P500を選択した理由になります。

本記事を見て下さった方の参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

 

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コメント

  1. けん より:

    いままさにロイヤルロンドンに月5万30年やろうとしていましたが、この記事みて踏みとどまっております。笑

    参考にして考え直します!!!

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